食事制限によるダイエットでおこるリバウンド
リバウンドが起きやすいダイエットは、絶食や食事を減らすダイエットなどです。健康ブーム、ダイエットブームが続く中、新しいダイエットが続々と編み出されています。食事を制限するダイエットには、卵ダイエット、リンゴダイエット、キャベツダイエットのように、食べるものを大幅に狭めるものがあります。
単一の食材を摂取することで、摂取カロリー量を減らすというダイエットです。その反対に、炭水化物抜きダイエットのように、ある特定の食品だけを食べないようにするダイエット方法などがあります。食事をある程度の期間我慢し続ければ、生命維持に必要なエネルギーを確保するために脂肪が消費されますが、問題はその後です。
しばらく空腹に耐えていた反動から、ダイエット終了と同時に食べたいものを食べたいだけ食べていると、体重は瞬時に元通りです。食事制限ダイエットなどは、開始してしばらくは体重が減りますが、じきに減り方が失速します。これが停滞期と呼ばれる時期です。これは急激な体の変化に体が危険を感じ、体に栄養を蓄えようとしておこることと考えられています。
停滞期には、思うように体重が減らないことからダイエットを挫折してしまう人が多いようです。きついダイエットをやめた解放感や蓄積したストレスの反動がリバウンドの原動力となり、際限なく大食いをしてしまうということがあるのです。リバウンドを経た体は脂肪を溜め込みやすく代謝が落ちていますので、新たにダイエットに挑戦するのが難しくなっています。